鉄部塗装のリフォームで抑えておきたいポイントは?
鉄部塗装に使うプライマーとは、錆止めの事を指します。
プライマーの意味は「primary」という「最初の」という言葉から派生して出来た言葉です。
塗料に置き換えると「最初に塗る塗料」という意味です。
鉄部塗装で、1番初めに塗る塗料が錆止めです。
鉄部の場合、金属下地の錆びを抑える為に塗布する用途があり、別名「防錆プライマー」とも言います。
こういう塗装工事の時には、リフォーム会社選びはしっかり行ってくださいね。
鉄部塗装のリフォーム時に使われる「防錆プライマー」ってどんなもの?
錆止めの主な種類は、以下の物が使われる事が大半です。
環境に優しい錆止め―水性エポキシ錆止め塗料(1液型または2液型)
軽度な錆びがある場合―弱溶剤1型エポキシ錆止め塗料
重度な錆がある場合―弱・強溶剤型2液型エポキシ錆止め
が使われる事が多いです。
1番のオススメは、水性のエポキシ錆止めです。
しかし、鉄部の錆の程度が酷いと水性では対応する事が出来ません。
出来るだけ水性を採用するようにし、どうしても錆が酷い場合のみ溶剤系を選ぶようにしましょう。
鉄部は、その素材へ塗料を付着させる為に、どうしても溶剤系を採用してしまうケースがあります。
しかし、溶剤系は臭いがキツイので、出来れば選びたくない材料です。
外部で使う場合は、ご近所さんに強烈な臭いを発してしまう事があります。
場合によっては苦情に繋がる事もございますので、トラブルの原因にもなってしまいます。
塗装のリフォームで選ぶべき錆止めのポイント
もし、錆びの程度が酷く溶剤を選ぶ場合は、以下の条件の溶剤系の錆止めを採用しましょう。
・臭いが少ない(臭いがキツイ物は溶剤が多い)
・F☆☆☆☆(ホルムアルデヒド規定以下)
・速乾性の物(乾きにくいと臭いをいつまでも発生させてしまう)
・鉛やクロム無配合(健康障害を引き起こす)
鉄部の錆止めは、オレンジ色のなんて事無い塗料にも思えますが、実はこのように色んな種類がございます。
適切な防錆プライマーを選んで、環境にも優しく鉄部が長持ちする塗装工事に繋げましょう。